火から逃れて

トリノ- マルティン・アルテで2月3日、北斎、歌麿や国芳作の木版画の焼け残りの断片を集めた展示会が始まった。昨年10月7日~11月12日には別の会場で同様の展示会が開催された。主催者のエンツォ・バルトローネは、商品価値を失ってしまった浮世絵断片に象徴的な美を見ると言う。彼の思考は焼け焦がれた浮世絵の破片からに繋がり、にまで飛躍する。最終日の前日2011年11月11日は東北大震災と福島原発事故から八か月、黒澤明監督の映画「夢」から赤富士が上演され、「核について」の討論会が展示会場で行われた。朋・アミーチから和田千重が参加。
11月11日の報告書 報告書内佐々木禎子
             写真・右は千羽鶴(長崎)