2011年3月11日

ローマ-2013年3月10日:大地震と津波が東北地方を襲い、福島第一原発事故が起こってから二度目の3月11日を迎えた。後者がきっかけとなり、日本国内だけではなく、世界各国で脱原発を訴える、あるいは、福島原発事故の被害者を支える団体や運動が数多く組織され、活動が続けられている。諸外国で結成された在外邦人脱原発団体の情報交換の組織としての「よそものネット」のグループに最近、朋・アミーチも合流した。イタリアでは、2011年の脱原発国民投票の勝利の後、すっかり、「福島」は遠い存在になってしまった。3月10日、ローマのシネクラブ・デトゥールの協力により、纐纈あや監督のドキュメンタリー映画「祝の島」を再上映した。福島原発事故には直接関係のない映画ではあるが、自然と人間の関係を考える上で貴重な示唆を与えてくれる作品である。上映前に、「福島原発告訴団」の団長・武藤類子さんのメッセージや福島集団疎開裁判原告の一人の母親の手紙、そして監督のメッセージを読み上げた。及び、イタリアの環境保全団体、レーガ・アンビエンテの代表のマリーア・マラノ女史がイタリアからの力強い連帯と被災者達への追悼の言葉を述べ、福島を忘れない事を宣言した。
また、朋・アミーチは、「原発いらない福島の女たち」からの提案「キャンドル・フォー・福島-3月10日の夜、ろうそくの灯をともし、震災の犠牲者へ哀悼を捧げ、エネルギーの問題を考える」に賛同した。