大和音、多田宏先生の「氣の錬磨」で演奏

2016年7月14日 ラ・スペツィア    Per questo articolo in italiano ⇒

合気道の仲間から誕生した音楽グループ大和音(ヤマト・オ) は一年余りの活動の後、合気道界最高峰の多田宏先生九段の前で演奏するという機会に恵まれた。
合気道とは、武道家植芝盛平翁が大正末期から昭和前期にかけて、日本古来の柔術・剣術など各流各派の武術を研究し、独自の精神哲学でまとめ直して創始した、体術を主とする総合的な現代武道。 現在は創始者の孫にあたる植芝 守央氏が公益財団法人合気会の頂点にあり、三代目合気道道主。イタリアへ合気道の普及は一重に多田宏先生のご尽力の結果と言っても過言ではない。1964年に渡航。多田先生の表現通り、「いかなる既成団体からの援助も受けず、我々は地を這う様にして、合気道を普及した」結果、1970年にはイタリア合気会が誕生する。  *写真の上をクリックすればその写真が拡大します。
                    現在、多田師範は本部道場筆頭指導者で、吉祥寺の合気道多田塾月窓寺道場を主宰。帰国後も、毎年、何回かの講習会 のため渡欧され、イタリア合気会指導部の最高責任者の任務を遂行されている。今年7月にも例年通りラ・スペツィア で「気の錬磨」と「合気道」の講習かが開かれた。   *写真の上をクリックすればその写真が拡大します。
                    大和音のメンバーは、諸処の事情によりいずれの講習会にも参加できなかったが、昨年秋からメンバーが通っている合気道場「気・心・体」の師、ドメニコ・ズッコ先生7段の計らいで、多田先生、講習参加者、大和音メンバーとの交友が実現した。
                    大和音は自身のレパートリーである日本の曲を披露した。イタリア人の講習参加者に加えて、多田先生に随行した多数の日本人の弟子や昇段授与式に出席予定のイタリア人の先生方を交えて、和気あいあいの楽しい夕べになった。