〈祝の島〉上映会-トリノ市

トリノ市-5月17日  Per la pagina italiana ⇒
トリノ市の多目的文化団体チェッキ・ポイントのホールで纐あや纈監督ドキュメンタリー映画イタリア語字幕付き「祝(ほうり)の島」(2010年)の上映会が開かれた。2011年、東北大震災後、「この映画を是非イタリア人にも見てほしい」が、日伊の架橋ー朋・アミーチの結成に繋がった。イタリア語字幕用の翻訳などの作業を進めながらこの映画の紹介に努力した結果、翌年2012年7月にシチリア環境ドキュメンタリー映画祭で最優秀賞を獲得する。その後イタリア各地で上映会が開かれたが、朋・アミーチが直接企画した上映会は、今回が初めてである。今年3月12日の《大和音(ヤマト・オ)の地震被災地アマトリーチェのためのチャリティーコンサート》を朋・アミーチと共同企画したチェッキ・ポイントが、この上映会のために会場を提供してくれた。

このチェッキ・ポイントとは、トリノ市役所の管轄でその地区の青少年のための援助など、多岐にわたる文化活動を行っている団体で、ホール、レストラン、体育館などの設備が整っている。トリノの映画博物館直属の映画鑑賞団体が行う上映会場としても使われる。当日は、トリノ市を代表するサッカーチームの大事な試合や、同じ団体主催の別の上映会と重なってしまった。また、トリノ国際ブックフェア開催初日の前日にあたり、そちらの準備で来場できないと連絡してきた人たちもいた。その結果、入場者数は期待を大きく下回ったが、映画を観た人たちは、自然の美しさや祝島島民の皆さんの高貴な心を率直に素直に伝達し得た纐纈監督の力量に感嘆したようだった。
      
                      
上映後、この映画にも出てくる2009年の原発建設反対行動の理由に中国電力が作業妨害による損害賠償を求めた裁判の結末について、朋・アミーチ会長和田千重が若干の説明をした。
希望者には、祝島の「原発建設絶対反対」の鉢巻きを配った。初老の紳士の最後の言葉「女性パワーは凄いでね」。

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ポレポレタイムス社 MOUVIES《祝の島》