イタリアの子供たちから、ありがとう!


トリノ県-2013年12月
この話の始まりは、2011年春に遡る。カテリーナ・コルティーナ小学校は、トリノ県レヴォーネ町にある全校生徒20人余りの小さな小学校。子供たちは、サラ・アングレージオ先生に、東北大震災で被害にあった子供たちへ応援のメッセージを送りたいと頼んでいた。同年6月、日伊の架橋-朋・アミーチ の結成の際には、サラ・アングレージオはとして参加。一方、日本在住の朋・アミーチ会員大西知美は、朝日新聞社出版の「福島の子供たちからの手紙」を友人たちの協力を得て、イタリア語に訳す作業を始めていた。東北大震災から一年後、サラ先生は、「福島の子供たちからの手紙」に掲載された絵を見せながら、イタリア語に訳された子供たちの手紙を生徒たちに読んで聞かせる。子供たちは、被災地の子供たちの苦労を実感として受け取り、サラ先生担当の算数の授業時間に、思い思いのメッセージを描いた。朋・アミーチが企画した「見る、聞く、そして、、、?」の会場で、福島の子供たちの手紙は若いイタリア人達によって朗読され、コルティーナ小学校生徒たちのメッセージは、ヴィデオに制作されて来場者たちに紹介された。しかし、イタリアの子供たちは、福島の子供たちを応援するために描いたのであり、朋・アミーチの企画のためではない。これらのメッセージを福島の子供たちに届けることが、朋・アミーチの重要な課題となった。しかし、簡単ではなかった。昨年に入り、大石朝子さんを代表とするわけわけ体操チャリティープロジェクト のおかげで二つの方法が見つかった。
一つは、小児歯科医院に貼っていたポスター「お友達をはげます絵を募集中!!」を見た大石さんが、院長の丸山進一郎先生にイタリアの子供たちのメッセージ画をについて相談したことから道が開ける。全国小児歯科開業医会が進めている運動の一環として、2014年出版予定の「子供たちのこころを贈って還す」画集第3巻にコルティーナ小学校生徒の絵も掲載されることになったのだ。
二つ目は、わけわけ体操チャリティープロジェクト の方々が、イタリアの子供たちからの絵を印刷しコーティングしたものを直接福島の小学校に届ける計画。そして福島在住の方々の協力を得て2013年9月に実現した。贈呈式にはわけわけ体操チャリティープロジェクト  と朋・アミーチ の会員、福島県在住のコーディネーターが参加した。          贈呈式のヴィデオ ➡ 福島わけわけ交流プロジェクト
朋・アミーチは、絵の贈呈式に参加できただけではなく、歯科医の丸山先生から、「子供たちのこころを贈って還す」画集第1巻に掲載済みの日本の子供たちの絵のオリジナルを、福島の子供たちからのお礼の気持ちを込めた絵を、コルティーナ小学校へのお土産として届けることになった。 その絵を受け取り、贈呈式の様子をヴィデオで見た子供たちは、今度は、「花は咲く」を歌うことで、お礼の気持ちを届けようと言うことになった。福島県の贈呈式で朋・アミーチ会員によって歌われた、岩井俊二作詞、菅野よう子作曲の「花は咲く」は、大西知美によって2012年9月の「見る、聞く、そして、、、?」で既にイタリアに紹介されていた。イタリアの小学校のカリキュラムには、絵と同様に音楽は学習科目には入っていないが、この小学校の独自の方針で、特定の期間だけ音楽の先生を招いて子供たちに「花は咲く」を歌わせることが決まっていた。音楽担当のジェンナーロ・チェトゥルーロ先生の大幅な編曲と指導によって実現されたのがこのヴィデオ。  ➡ ありがとう!
                       

Comments are closed.